キノタクのリード。
ピンチで自分たちを追い込んでしまうことが多い気がします。
リードは結果論で、結果が全て。
正解なんて無く、結果が出てからこうやってどうこう言うのは簡単です。
実際、自分も高校時代に外から言われてイラっとしたことはありました。
ましてやプロは目の前の1試合だけでなく1年間を視野に入れたリードも必要です。
でも、こうやって好き勝手言われるのもプロです。
だから今日は言います!
<予防線張り終了>
8回裏2アウト満塁。
ただでさえ積極的に打ってくる場面で、さらに打者は代打。
絶対に初球から狙い球を絞って打ってくる場面です。
でも、絶対にストライクは先行させたい。
それは、ボール先行となればますます打者が絞れる状況になるからです。
ここでキノタクはフォークを選択しました。
前の打者高山はそれで空振りがとれて結果三振に繋げました。
しかし、梅野は振りませんでした。
梅野も捕手です。さすがに頭にあったでしょう。
で、そうなったらもうさらに2球目でストレートは選択できません。
ますますストレートに絞られる状況を作ったわけですから。
そこで、2球目のカーブがまた外れてしまい2ボール。
これでほぼ勝負ありでした。
決まれば大優位になるけど、決まらないと大不利になる。
そんな配球がピンチで多い印象があります。
昨日のあの場面は、まずインコースに真っ直ぐで突っ込んで欲しかった。
それであれば、たとえボールでも打者に真っ直ぐを印象付け、
もう真っ直ぐがきたので次は絞れない、何でも投げられる状況になります。
もちろん、投手との信頼関係も本人たちにしか分からないし、
先述した通りプロはその場面だけ考えているわけではありません。
インコースの真っ直ぐが失投で甘くなる可能性を避けたのかもしれません。
大ピンチでのワンポイントが嵌っていた頃の谷元は、
そこで初球にインズバができていて、絶賛した記憶があります。
清水にはまだそれができるという信頼が無いのでしょう。
それよりも武器のフォークで振らせにいった。
でも、繰り返しますがその武器が決まらなかったら次の手が無くなります。
もし決まらなかったら窮地に追い込まれていく配球は避けて欲しい。
きのうだけでなく、時々それを感じてしまうので書きました。
例えば、ピンチで外一辺倒とか。
ピッチャーは同じコースだと、前の球よりも良い球を投げなければと考えてしまうので、
同じ球はなかなか来ない。より外に行きがちです。
で、カウントが悪くなって窮地に追い込まれて甘くなる。
自分たちを追い込んでしまう。
ドラゴンズの正捕手、いやセリーグを代表する捕手となったキノタク。
10年以上振りに、オールスターのファン投票を毎日繰り返している私です。
もちろん、中間発表で1位のキノタクがそのまま逃げ切ることを願ってです。
さらに絶対的な存在になるには、こうやって結果論であーだこーだ言われない。
勝つしかないのです。
借金9じゃアカンですよ!
ピンチを結果抑えて結果勝つ。
借金2ケタでファンを絶望させないで下さい。
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