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ドラフト3位 土田龍空

遊撃手 近江高校 右投げ左打ち

3位。即戦力左腕を指名すると思ったのですが、
指名されたのは高校生内野手の土田リュークでした。
驚きましたが、スカウトの評価が高かったのでしょう。
そして、直前のジャイアンツが中山ライトを指名したので、
ここで指名しないと獲得できないと踏んだのでしょう。
もしライトが指名されていなくてもリュークだったのか?
というのは興味があります。
果たしてどちらがスカウトノートの上段に名前を書かれていたのか。

土田くんは、とにかく1年生の頃から守備の評価が高い選手。
特に捕ってから投げるまでの動きが速く、分かりやすく上手い。
その点は教えてできるものではなく、センスです。
どうしても気になってしまうのは肩がちょっと弱いかなあという点。
入る前からそんな事言うなよと言われそうですが、
早い段階からセカンドを極める策もあるかなと。

打撃。
ドラフト直前に書いたブログで、
土田くんについては打撃しか触れていません。
これは逆張りでも何でもなく、事前の知識が無かった私が、
プレー集を見て、目についたのが打撃の方だったからです。
もちろん、線は細いですが、力強い打撃をします。
広角に打てていて、ということは体が前に流れない。
そして、テイクバック時にしっかりクイっと腰に捻りを入れます。
これがいいんです。これができる打者が好きなんです。
そこから腰の回転が生まれて遠くにも飛ばせます。
高校時代の周平もそれがありました。
その映像を見て、福留以来の逸材が入ってきたとワクワクしました。
しかし、プロの球に振り遅れない為にか、その捻りが無くなりました。
土田くんも同じ道を辿るかもしれません。
ホームランバッターではないからなおさら。
勝手な外野の意見としては、あの捻りは残して欲しい。
1年後、どうなっているか。

なんだかんだ書いていて長くなりました。
結構期待しているようです(笑)

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コメント

  1. ナゴヤ球場前 より:

    土田選手。去る小熊投手と入れ替わりの近江高校。
    俊敏な守備は高木守道、牛若丸吉田義男の再来でしょう。
    肩は普通の上ですが、井端、宮本慎也レベルはあり、堅実さを強化すれば、内野万能選手です。
    打撃はじっくりと3年間2軍でみっちりやれば、中日伝統の堅守守備陣の中核に食い込める選手で、期待が高まります。

  2. あああ より:

    近年は日本の野球でも野手投手問わず骨盤の縦回転が重視されてるようです。。
    福留に限らず00年代くらいの打者までは腰や肩を捻ったり、落合や立浪みたいにボトムハンドの肘を伸ばして割れやトップを作る打者が多かったですが、骨盤の動きは横の要素が強くなるのでこの手の打者は一流所には減ってきたらしいです。。
    最近はビシエドや大山、鈴木誠也その他多くの外国人打者のように前肩を後ろ肩より下げ、押手でトップ、割れをつくりスイングする打者が日本人にも増えてきるようです。こちらのほうが骨盤の動きとしては縦で周平もこっちに近い形になってから成績が残せるようになりましたね。。。
    後者側のスイングがトレンドになってきているようなので土田くんもそうなる可能性が高いように思います。。(右投げ左打ちは少々難しいらしいですが)

  3. ゴメゴメス より:

    >ナゴヤ球場前さん
    そういえば、小熊投手は近江高校でしたね。
    先輩の分も頑張って欲しいです。
    守りが良ければとりあえず試合に使いやすいので、
    チャンスを掴む確率は高くなります。
    セカンド特化案は、まだ京田が健在な近い将来を見越してのものです(笑)
    3年後に出てきてくれたら大成功ですね。

  4. ゴメゴメス より:

    >あああさん
    興味深いコメントありがとうございます。
    骨盤の動きで見るという考え方は今までありませんでした。
    つまり私が大好きな腰の回転、捻りは骨盤の横の動きということですね。
    それは分かるのですが、割れやトップの所は難しいですね(^-^;
    ただ、トップで肘を伸ばすというのは私もそう指導されてきた世代なので、
    (いつになってもできませんでしたが)
    自然とそういう打ち方が良いとイメージしているのかもしれません。
    骨盤の動きが縦というのがイメージできず難しいのですが、
    後者は一言で押手で打つタイプということでしょうか。
    だから右投げ左打ちは難しいと。
    元ホークスの城島、元ドラゴンズの和田さんがそのハシリでしょうか。
    引き手で打って、押手は添えるだけと教わったクチなので、
    この理論は衝撃的でした。そして感銘を受けました。
    論点が違ったらすいません(^-^;
    やっぱり土田くんもクイっが無くなる可能性が高いということですね。
    私の好みからは残念ですが、その好みが古い可能性がありですね(笑)

  5. あああ より:

    すみません、骨盤の動きについて言葉足らずでしたね。。 縦回転というと理解しにくいですが投手でいえばサイドスローのよりオーバースローのほうが体軸が傾いていて、それを打撃に置き換えて貰うと想像しやすいかも知れません。。骨盤(体軸)が地面に対して水平ではなく斜めに回転する事を縦回転と呼ぶようです。。
    言葉だと分かりにくいですね、、、
    押手で打つ打撃についてはトップハンド主導という言葉もあるようです。。ただこれはどの選手がトップハンド主導でどの選手がボトムハンド主導なのかの見解が人によって違うので定義が曖昧な言葉ではあります。。
    私自身も現役の頃は全くこの事は知らず、最近になってネットや知り合いに教えてもらったクチなので驚きました。。私はこの理屈は結構納得しているのですが捻るタイプでも一流の成績を残している選手(ヤクルト青木や巨人岡本)もいるので全てを説明しきれてはないですね。。もしかしたらこの先横回転がまた復権する事もあるかもしれません。。

  6. ゴメゴメス より:

    >あああさん
    なるほど、横回転に対しての縦回転という表現ですね。
    鈴木誠也のバッティングを改めて見ると確かに捻ってませんね。
    だから、それで入るのか!?という驚きに繋がっていたのかもしれません。
    6月26日の大野雄大からの2打席連続弾が印象に残ってます。
    やっぱり個人的には捻って回転する打ち方が良く見えてしまいます(笑)
    G岡本は当初それが無くて右方向へたまに良い打球が出るくらいだと思ってたのが、
    いつの間にかしっかり捻って回転するようになり、あーあ育っちゃったなーと。
    ドラゴンズで言えばキノタクが今年徐々にそうなって良くなった印象です。
    秋季キャンプで打撃を改造しているそうですが、横回転方向への改造を期待している自分がいます(笑)
    回転との連動性はまだイメージするのが難しいですが、
    押手で打つイメージの打者は、今のドラゴンズの代表格は郡司だと思ってます。
    見解が人によって違うというのは、そこが野球の面白さだと思います(笑)
    私は捕手の端くれだったので、そこは自分の見解を信じてやるしかなかったし、
    これからも自分の見解を勝手に書いていきます(笑)