大野雄大の完投勝利に続いて、
勝野が8回1失点で勝利投手。
良い流れでの連勝、カード勝ち越しとなりました。
勝野はキャンプの実戦から大野、梅津に次ぐくらい良い球を投げていました。
その力を前回登板からようやく上で発揮できるようになりました。
いや、今回はさらに進化していました。
カーブを有効に使えたという点で。
ストレートを軸にフォークを交えて打ち取るのが基本でしたが、
フォークが若干浮くと危険です。
村上のタイムリーもそのフォークを打たれました。
逆方向へ打った村上が見事でしたが。
そこで、ストレートかフォークに絞られて、
苦し紛れにどちらかの連投になると危ないのですが、
今日はカーブが決まって相手に絞らせませんでした。
むしろ絞らせないだけでなく決め球にもなっていました。
このピッチングができるなら、この先も期待できます。
相手も勝野へのイメージが変わったでしょうし。
いわゆる打ち取るイメージが描ける投手です。
何年も前に小熊に描いたのはこの姿です(笑)
さらに勝野には球速があります。
そして、同じく、いやそれ以上の力があるのが梅津です。
この流れに乗って、そろそろ完封を見せてもらいましょう。
打線は大島がヒーロー。
今日の大島は振れていました。
初回に井領が出てのノーアウト1塁。
まず、送りバント殺法のサインが出なくて一安心。
そして、大島も自分のスイングをしてくれました。
前の試合ではノーアウト1塁で無理やり引っ張ったゴロを打とうとして、
コネるような打ち方をしていました。
大島はそんなことは考えなくていいんです。
自分のスイングをしてくれれば3割打てるんですから。
ヒットなら当然も当然ランナーも進塁できます。
この1打席目の力強いスイングが、2本目のヒット、
そして満塁でも自分のスイングをしてのタイムリーに繋がったと思います。
試合の流れ、大島の打撃の流れが重くならなかった。
動かないことも采配です。
その後の周平のゲッツーは痛かったですが(笑)
阿部に変なタイミングでエンドランさせたのはありましたが(笑)
勝てば(笑)で済みます。
福田の1日1善も点に繋がってくれました。
今はちょっとしたタイミングの違いで、
低目の変化球がバットの先に乗って、
ライナーになってくれるか、
乗らないでショートゴロになるか。
そんなバッティングになっています。
高目の甘い球はかなりの高確率でファール。
何度も言いますが、福田の力で105打席1本塁打は信じられません。
どうしてこうなった。
石川昴がいなくなって、また福田に目がいくようになってます(笑)
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