どん底のカープ相手とはいえ、
10代バッテリーを使っての4連勝はポジポジです。
そんな予感はあったものの、本当に石橋をスタメンに抜擢。
去年までなら無かった起用法です。
もちろん、選手本人の力があってこそですが。
まず、普通に守れるのが素晴らしい。
普通どころか、堂々としていたし、しっかり投手を引っ張っていました。
若い清水と組ませてもらったというのもありましたが。
ウエスタンですでにキャッチングや肩は高評価されていましたが、
1軍の初スタメンでもその評価通り安定したキャッチングを見せてくれました。
あえて、あーえーてー言うなら、もうちょっとミットを止めておいて、
しっかり審判に見せてあげると良いかなと。
7回、岡田と組んだ木下のキャッチングがまさにそれで、
やはりキャッチングに関しては木下がチーム1ですね。
岡田の投球が素晴らしかったのもありますが。
あ、でも守備の総合力では桂がチーム1ね!
あと、全てを凌駕する加藤バズーカも早く戻ってこい!
で、石橋くん。
バッティングでも見せてくれました。
まず、1打席目で初球からフルスイングであわやの大飛球。
2打席目で外の球を引っかけたので、まだまだ引っ張りだけかと思いきや、
チャンスでライト線へ見事に打ち返しました。
そして、それがファールにならない「持ってる」感が良いですね。
思い切った起用に応える活躍をして試合も勝つ。
高卒ルーキー捕手として初スタメンの内容としてはもう最高でしょう。
ドラゴンズ史上初だから出た時点で最高ですが(笑)
ドラ4で取れた巡り合わせに感謝ですね。
もちろんこのまま1軍ですぐに活躍し続けるのは難しいと思いますが、
チームとして明るい材料であることに、間違いはありません。
他にも色々と見所のあった試合でした。
投手陣では、もちろんヒーローの三ツ間。
なかなか定着できずにいますが、これを機に1軍定着を。
ストライクで攻めることができれば結果はついてくるはずです。
満塁で開き直れる場面で出てきたのが良いキッカケになったかもしれません。
そんな場面を作ってしまった藤嶋。
今回は残念でしたが、考えてみたらこの時期に戻ってこれただけで万歳レベル。
相変わらず投げっぷりが良く、ストレートに力も感じたので十分。
貴重な戦力が帰ってきてくれました。
岡田は上記の通り素晴らしかった。
元々ムラがあるタイプですが、今年は良い内容が続いています。
ベンチでの振る舞いなどでも存在感が最近目立っています。
清水に話し掛けてる姿はコーチよりも頼もしく見えたくらいです(笑)
ライマルがいなくなったらクローザーもあるかもしれませんね。
解説者でも推してる人がいるようです。
清水はさすがに毎回同じ課題が続いているので、
いったん下でやり直しでしょうね。
松坂、笠原、そして梅津あたりが上がってきそうですし。
野手陣では、平田と京田が目立ったでしょうか。
京田は内野安打が出てくると相手から見たら嫌でしょうね。
しっかりと飛び出しアウトを炸裂させる所も京田らしさでしょうか(^-^;
冷静に見たら絶対にやっちゃいけない場面ですが、
4安打のプラスの印象だけが残る所が京田の不思議な所です。
押し出し2つで逆転したのも見事でした。
もちろん押し出し2つですから、相手投手に問題ありですが、
そこまで相手を追い込めたのはここ数年のドラゴンズになかったところ。
チャンスがピンチにならず、チャンスを相手のピンチにできました。
ただ、その前の7回の井領は反省です。
セフティースクイズなら、最悪でもファールになるように、
絶対に投手がとれないバントをしなくてはいけません。
もちろん本人が一番分かっているでしょうが。
というか、対左5割以上打ってるから敢えて対左で井領!
という札を切ったんだから、自信を持って打って欲しかったですね。
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