笠原の体調不良で先発は佐藤。
急な先発ということを差し引いても、初回の3失点の内容は酷いものでした。
コントロールがつかずにピンチを作ってストライクを取りに行った所をパッカーン。
悪い時の佐藤そのもの。
そして、打線も西に3回まで手も足も出ず。
正直、私はこの試合は12連戦の初戦なので、もう佐藤に丸投げして、
中継ぎを温存するだけの試合にしてもいいと思いました。
が、与田監督は違いました。
そう、気合入れて12連戦に臨んでいたのでした。
にしても、又吉3凡→円陣→逆転の流れは見事過ぎました。
野球は流れがあるのですが、ここまで見事に流れを変えるとは。
又吉のピッチングがまず素晴らしかった。
今日は素晴らしいの連呼です(笑)
右左関係なく、内外に投げ分けてストレートも力があったし、
スライダーもちょうどいい曲がりでした。
ファールで粘られても抜け玉が無く根負けしませんでした。
加藤との呼吸も合ってましたね。
ほぼ要求通りくるので、すべての球に意味を感じられました。
加藤の課題は投手の調子が悪い時に単調になってしまうことですが。
その辺は言うは易し。
そして、平田の反則ギリギリの死球から一気に逆転。
ラッキーな出塁からエンドランであっという間にチャンスを作ったのが流れを変えました。
それだけ京田のバッティングが素晴らしかった。
あんな教科書通りのこともできるんですね(笑)
そして、打出の小槌状態の大島が繋いでの、ビシエド。
ビシエドで勝つこともあるからゲッツーは仕方ないと書いたものの、
その後の2試合は仕方ないじゃ済まない状態でした(^-^;
でも、これで半分は取り返したでしょう。
インコースで詰まらせてショートゴロゲッツー狙いの攻めを読んで、
素晴らしいスイングをしてくれました。
それでも詰まってましたけどね(笑)
打った瞬間は中段くらいはいったと思いました。
そして、又吉が動いた流れをガッチリと掴んでくれました。
元々回またぎが不安視される又吉ですが、試合が動いたことで、
自身の投球も変わる可能性が大でした。
しかし、素晴らしかった!
自分でも不思議な感覚だったと言ってましたね。
これが不思議じゃなくなるようにして下さい(笑)
中継ぎ陣はロドリゲスが心配ですが、勝てば良し。
2点リードになっていたのが大きかったですね。
守備は大事だなあと。
そう考えると、レフト井領は現状ベストかもしれません。
それにしても大きな1勝になりました。
恐れ入りましたっ!
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