マリーンズとの練習試合は14-1で勝ち。
連敗からの大差勝ちとなりました。
序盤は二木投手に苦しんでいたし、大量得点については中盤からの相手投手のデキと守備が乱れまくったこともある上にまだ2月の練習試合。鵜呑みにはできませんが点はとってとり過ぎるということはありません。
鵜呑みにしたくなるのは鵜飼のバッティング。低目のストレートを鋭く打ち返して強い逆風の中スタンドへ。それで終わらず次の打席でもタイムリーを放ち、相手投手との戦いの中でしっかり打ちさえすればということを表しました。
秋からずっと実戦に使われ続けていることが、3月後半にどう結果として出るか楽しみです。
ディカーソンも悪くないし読谷の大島も順調。外野争いはまだまだ熾烈です。
他で目立ったのはこの日スタメン二遊間だった福永と辻本。
福永は持ち前の力強い打撃が結果以上に解説陣に評価されているし、守備でもセカンドでファインプレーを見せて途中からはサードも守り、しっかり出場機会を伺える体制をアピールしています。何よりも怪我が無いのが素晴らしいですね。
辻本も打撃は初日に苦しいと書いてしまった手前、まだ半信半疑と思い込んでいますが実戦で結果を出していて落とす理由にはなりません。前進守備のチャンスで空振りだけはしないぞという姿勢が明らかだったりと打撃でも野球センスが見えて好印象です。そして、守備でも球場を沸かせるファインプレー。あれを見せられてしまうと、相当打つ方で結果が出なくならない限りは生き残れるでしょう。
読谷で龍空の打撃も明らかに良くなっているし、田中幹は相変わらずの好評判。村松もこの日はチャンスで上手くタイムリーに続いて力強い長打と結果が出ています。
二遊間争いも混沌としてきました。
となるとカリステはサード中心となり福永も含めて石川昂もうかうかできません。
投手陣では梅津が先発で3回1失点。守備の乱れもあったので内容としては良し。
とにかく梅津は順調ならばやってくれるという投手なのでまずは一安心。
そして、続く松木平が前回に続いて4回ゼロの好投。
立浪監督の評価も上がっていて、枠さえあれば支配下登録は確定くらいの勢いです。
ただ、繰り返しますが枠が限られていて育成選手の活躍が目立ちまくっているので嬉しい悲鳴。
岩嵜、松木平、板山、尾田、ロドリゲス、、、枠全部使っちゃう!?
とはなりません。
となると、先発陣は数が揃っているので松木平の優先順位は下がってしまいます。
上記の通り二遊間のアピールも多いのでロドリゲスも。
どこでも守れることで有力かと思われた板山も、どこのポジションも争いが激しいのでその強みも大きなアドバンテージにはならなくなっていますが、打撃でもアピールしていてこの日も送りバントをしっかり1発で決めていたのでそこは首脳陣の目にしっかり留まったでしょう。
現状は、岩嵜、板山、尾田の順番で、そこから開幕までに決断があるとしたら2人でしょうか。
まだ1カ月以上あるので気が早いですね。
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