4年振りに開催されたアジアウインターリーグ。
ドラゴンズからは7人が出場しました。
数試合のダイジェストや切り取りを見た、感想を述べる回です。
●仲地投手
3試合に先発、15回で防御率4.80の0勝1敗。
他の数字からもあまり良い内容ではなかったことが想像できます。
良い球は投げているけれど、安定していないという課題がシーズン通して出た1年目。
まだまだこれからの投手なので、この経験をプラスにして来年の先発争いへ。
●松木平投手
2試合先発含む6試合登板。14回で防御率5.14の0勝3敗。
良い数字とは言えませんが、四死球が3というのは大きく崩れなかった証拠で、先発中継ぎと多く使ってもらえたことは良かったと思います。
ストレートの強さを課題に取り組んでいて、150キロオーバーも計測したというのは朗報。
昨年キャンプから期待されて、支配下登録も見えてはいますが、積極的な補強が進んでいて枠争いは厳しいです。その中で勝ち取る=1軍で使いたいレベルということになるので、キャンプからのアピールに期待です。
●上田投手
1試合先発含む6試合登板。11回1/3で防御率6.35の0勝1敗。
調子がイマイチだったようで、先発登板は1試合のみ。
ドミニカWLにも出場してそこでも先発登板は叶わずで結果としては不完全燃焼でした。
ただ、WLをハシゴしたことは当然期待されている証拠でどちらでも投げた経験が、プラスにならないわけがありません。
タイプ的には近年少ない投球術で打ち取っていく左腕です。来年はさらに厳しい先発投手争いになりますが、上田が加わることでさらにさらに激しい争いにして欲しいですね。
正直、3人とも来年ブレイクだ!と言えるような内容ではありませんでした。
しかし、投手のコマ不足が問題となった今年の最後に3投手がこの4年振りの貴重なWLを完走してくれたことが何よりです。
底上げ底上げ。戦力は絶対に揃ってきています。
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