育成指名は4名。
チーム状況から、支配下指名6名では少ないという印象があり、しっかり4名確保してきたのは良かったと思います。
ただ、4人ともノーマークだった選手でした。（汗）
●日渡騰輝 茨城アストロプラネッツ 捕手 左打
巧みなキャッチングと強肩が武器で高卒1年目でレギュラーを掴んだ将来性豊かな捕手。
映像を見ると、難しい捕球態勢からスピード感のある送球ができていてパッと見で上手い捕手だというのが分かります。
打撃も独立リーグとはいえ捕手でクリンナップを打つこともあったということで悪くないのでしょう。
支配下で捕手を指名せずに大丈夫かと心配したのですが、しっかりこのレベルの選手を育成で指名できたことでなるほどと安心しました。
高卒1年目という若さも魅力なのですが、思いっきり味谷、山浅と被る世代。
その点から捕手は大卒、社会人から指名すると予想していたのですが、ドラゴンズの編成は世代被りは気にしていないようですね。支配下2、3巡目の指名を見ての通り。
特に捕手はプロ野球全体として若さが第一。
プロを目指すなら大学へ行かずに独立リーグの1年目で指名を狙うこのルートが正解。
そんな賢さにも期待です。
●菊田翔友 愛媛マンダリンパイレーツ 投手 右
角度のある力強い直球と大きなフォークが武器のリリーフ型投手。
体も大きくて、まだ20歳。育成で指名した意図の分かりやすい投手です。
いかにも力投型なので勝手に故障を心配してしまいますが、フォークの落ち方はパッと見でも魅かれるものがあるので、その武器を消さずに成長してくれることを期待します。
●尾田剛樹 栃木ゴールデンブレーブス 外野手 左打
23歳。完全スピード型の外野手。
プロとの交流戦やフェニックスリーグで大活躍。
こちらは昨年指名した濱とタイプが被りますが、ここも競争ということでしょう。
育成から勝ち上がるのは大変ですが、試合で盗塁のできる選手は貴重なのでまずはそこに特化してアピールですね。
●川上理偉 大分Bリングス 内野手 右打
変な言葉ですが、ノーマーク中のノーマーク。
外野手指名でしたが、実際はショートを守っていて強肩が注目された選手だそうです。
打撃では打点王を獲得していて勝負強さが売り。
22歳でお子さんもいるそうで、そのプロで勝負する姿勢にも注目です。
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