●土生翔太 茨城アストロプラネッツ 右
・楽なフォームでMAX150超え。スライダーも武器。今年評価されたリリーフタイプ。C+(9/9)
●加藤竜馬 東邦ガス 右
(ノーマーク)
5巡目、6巡目は独立リーグと社会人から投手を指名。
若狭アナウンサーによると、『直球に力がある投手を』というのがここの指名方針だったそうです。まだまだ即戦力になりそうな大学生、社会人投手も残っていた中でこの2投手を選択したことがどういう結果になるのか注目します。オリックスの下位指名は社会人の実戦向きタイプを揃えているので対比が面白いですね。
茨城アストロプラネッツの土生投手。
C+を付けてコメントを自分で見ても良い投手だと感じたことが分かります。そんなレベルの投手を5巡目で指名できたのなら良い指名でしょう。独立リーグだから下位や育成でもと思いますが、今年の投手候補のレベルはパッと見でも高かったし、ドラフトの結果を見てもプロのスカウトも評価していて指名も積極的でした。
むしろ、順位縛りを代表とした色々なしがらみやら何やらを考えなくてはいけない選手よりも、プロ志望だとハッキリとした独立リーグの選手を指名したくなるという流れはこれからさらに加速していくかもしれません。
土生投手は球の力があってスライダーも武器のリリーフタイプ。
プロ3軍との交流試合でも即戦力になる可能性があることは証明されています。
数が足りなくて苦しんだ投手陣にしっかり戦力として加わってくれることを期待します。
6巡目は東邦ガスの加藤投手。
春の段階で雑誌に名前があったのでリストに名前はあったのですが、ノーマークでした。
なぜなら、映像が無かった。故障していたそうですね。
この豊作年に故障していた投手を指名するリスクを心配してしまいますが、逆に言えばスカウトがしっかり評価していた投手だということでしょう。
本人も強い球を武器にリリーフで活躍したいと目標を話しています。
土生投手と共に戦力となってくれることを期待します。
2投手にはもちろん期待ですが、先発タイプの即戦力候補ももう1枚欲しかったし、まだまだいたんじゃないかと今改めて感じる2023年ドラフトでした。
先述した通り、オリックスの下位指名が素人目には羨ましく見えてしまいます。
もちろん、繰り返し推測してしまう順位縛りなどの事情もあったでしょう。でも、明治大の蒔田投手など、順位にこだわらずプロ志望だった投手もいたという情報もあります。
中位下位で中途半端な先発型を指名するなら、何で3巡目で獲った岡野投手を戦力外にしたんだという声も聞こえてきそうですが、今年はボリュームがあったから単純に比較はできないと思ったのですが。例に出してしまって申し訳ないのですが、残念ながら上手くいかなかった岡野投手が判例になってしまったのかなとチラつきます。
というわけで、草加投手が即戦力先発型としての期待を一身に背負うことになります。
度会のクジを外したのは仕方なかったけれども、草加の抽選は絶対に外せなかったという編成の生々しい声も納得です。
まだまだ来年に向けて、編成の仕事はこれからですね。
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