宇佐見がまた決めてくれました。
2試合連続サヨナラ打は、あの平田2試合連続サヨナラ弾以来だそうで。
サヨナラ勝ち自体が少なくなっていた近年ですから、この2試合連続サヨナラ勝ちはさすがにチームが変わってきたと期待してもいいでしょう。
小笠原も夏場にきての下降が心配されましたが、久々に良い投球を見せてくれました。
例によってDAZN民なので見られなかったのですが。
それよりも、昨日1番の衝撃は広陵高校真鍋くんのバントでした。
同点の9回ノーアウト1塁。
ここまで目立っていなかった真鍋。ここでドラ1確定の一打となるか?
さすがにバントは頭に浮かびませんでした。
次の4番がこの日当たっていましたが、送ったら99%申告敬遠です。
どうやら、本人の判断でバントをしたようですね。
中井監督は試合後に負けは監督の責任という大前提を示した上で、
「中途半端な指示があの結果になった」
「1点とれば勝ちだったので」
「真鍋のチームじゃなくて、広陵高校野球部なので」
「当然といえば当然のこと。みんなで勝つということ」
と話をしたそうです。
采配批判に対して
「3年間信頼関係を作ってきた相手に対して1つのプレーで外野が批判するな」
という意見があって、それはその通りだなと反省しました。
バントを選択した真鍋くん、打てと指示しなかった監督を批判するのは違うなと。
ただただ、バントが『確実に1点をとりにいく』作戦だという考え方はまだまだ残っているということと、そんなことはないんだと私たちは再認識しなければいけないことを、まざまざと見せてくれたと思うのみです。
はい、上手く表現できていませんね。
バント否定派としては、中立の立場で観戦していたのにその直後にタイブレークの先頭打者に打たせた慶応高校を熱烈応援しだしてしまったのは言うまでも有馬記念。
はい、結果論結果論。
そして、『真鍋バント』というワードから、ドラゴンズとホークスが関連でバンバン挙がっているのが話題となっています。
犠打数が突出しているということは決してないのですが、バントのイメージとしてはその2チームなんですね。
で、早速同日に昇格即スタメンの石垣に初回からバントさせたり、柳田がバントを試みたり。
ここまでバントが話題になっていることは否定派としては心強いのですが、恐らく否定派だけが盛り上がっていて肯定派は何とも思わないのでしょう。
長年積み上げた野球観というのはなかなか変えられるものではありません。
ドラゴンズのサヨナラは大島にバントさせなかったから生まれた。でも次のキノタクがしっかりバントを決めたから生まれた。
永遠と続く勝手な論争。
だから野球は面白い。
(強引に締めたぜ)
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