首位のタイガースは負けられません。
分かりやすく力負け。
中継ぎ陣が試合を壊さなかっただけマシだった試合。
仲地は分かりやすく崩れて分かりやすい反省点。
本人もこの経験を生かすと言っていました。そう言うしかないし、そうしてくれればOK。
そして、そう言える状況です。悲しいですが。(慣れた)
制球が乱れて四球から崩れました。真っすぐが抜けてスライダーがひっかかる。
特にスライダーは抑えた前回も含めてコントロールできていない印象です。
入団前はスライダーが良くて、そこに頼り過ぎる心配がありました。
でも、今では直球の威力が増していてその心配は希有どころか期待以上。
ここからスライダーの精度を戻してくれば、まだ伸びしろがあるというところ。
能力は見せてくれているので、これを経験に伸びていってくれることを期待しましょう。
そして、その崩れた仲地を見逃さなかったのが首位の打線です。
あの集中打はドラゴンズは今年数回しか記憶にありません。いや、ここ数年でか。
きのうは1,2番がブレーキ。
周平、ビシエドの代打連打が出ればそれ。
うまくいきません。逆にタイガースの投手陣が踏ん張ったとも言えますが。
とにもかくにも8月の首位と断トツ最下位の差を見せつけられた試合でした。
1,2番の出塁が少なかったのもありますが、モーションの大きいビーズリー相手に盗塁が1つしかできなかったのも残念です。
解説の英智さんもしきりに走れる、走って欲しいと言っていました。
岡林も盗塁9から全然増えません。
先日は、あの鹿島さんが珍しく解説で怒っていましたからね。走らな過ぎだと。
キャンプの練習試合やOP戦で鬼のように走らせていたのは何だったのでしょうか?
鹿島さんも「OP戦では走らせていた気がする」と言っていましたが、そんな風に自分の記憶を疑うくらい走らせません。
やっぱり、失敗した時のマイナスを考える野球なのでしょう。
盗塁を失敗したら相手を助ける。確かに盗塁はリスクの大きい作戦で、データ的に期待値の低い作戦とも言われています。
盗塁失敗=作戦失敗
打たせてゲッツーになったら相手を助ける。一気に2アウト献上。
だからバントバント。
バントは失敗したら作戦失敗ではなく、できなかった選手が悪い。
バントで送って点が入らなかったら、やることはやったから仕方がない。送った後に打てなかったのが悪い。作戦の失敗ではない。アウト1つ増やしてるのに。
もちろんケースバイケースで、全て積極策でいって欲しいと言っている訳ではありません。
ただ、あまりにも保守的。
ぶり返しますが、長年穏やかに解説をしている鹿島さんがあれだけイラついているのは相当ですよ。慣れ親しんでいた鹿島さんの次の解説がちょっと楽しみになってきましたが。
コメント