キューバ代表との試合は2-3で負け。
今季初の負け試合となりました。
内容的には重く、ミスもあり。
特に最終回にミスで決勝点を与えてしまっての負け。
シーズン中にこういった試合を無くすことが大切だと改めてチームもファンも実感した試合になりました。
力のある相手とこの時期に対戦できたことは貴重です。
6安打2得点
力もあって仕上がりも早い相手と初の対戦。
ここまでの試合とは明らかに違う打線の内容。
全体として差し込まれる場面が目立ちました。
疲れもある時期ですが、和田コーチが取り組んでいる始動改善の結果が開幕までに実るのかどうか。
ここでパワーピッチャーの多いキューバとの対戦を経験できたことをプラスに考えて、打線全体としてどう変わっていくのか注目します。
田中キッカケで逆転
5回まで無得点。
流れを変えたのは田中でした。
回の先頭で渋いライト前ヒットで出塁し、すかさず盗塁。
そこから綺麗なヒット無しの押し出しと犠牲フライで逆転しました。
結局、得点はそれだけ。
なかなか打てない展開でも得点のキッカケを作れるという期待通りの活躍を見せてくれました。
間違いなく評価を上げた試合になったと思います。
それでもセカンドの筆頭候補は村松だと考えています。
理由はまたテーマとして挙げたいですが、今日の田中が2番を打っていたのがポイントです。
ただ、1軍に残る確率としては田中が最も高くて怪我さえ無ければすでに99%。
1番三好フル出場
この試合で1番でフル出場し存在感を増してきています。
大島がまだ実戦モードではないこと、そして岡林が別メニューだったことも理由ですが。
しかも、その岡林の別メニューは三好との交錯が原因。
あの交錯はセンター優先が基本のプレーなので三好が行き過ぎたことが原因となります。
もちろん2人の声の連携が必要なので三好だけが悪いわけではありませんが、あってはならない重大なプレーなので不安になってしまう光景でした。
このキューバ戦の守備も何となく不安が残るものでした。
風が強くて難しいのは分かっているのですが、追い方がプロのセンターとしては弱く見えました。追い方が弱いという表現は変で抽象的なのですが、そう見えたということで許して下さい。
もちろん、センターの守備に対する理想が高いという前提があってのものです。
打つ方はこの試合の全選手の中で1番良かったくらいの内容でした。
これを継続して実戦モードが高まる中で結果も伴ってくれば、雰囲気だけでなく事実として1軍当確が見えてくるでしょう。
先発ヒロシ5回1失点
この試合で先発起用された意味。
首脳陣が6本目候補の筆頭と考えているのはヒロシです。
序盤は勝負球が甘くなっていましたが、全体としてはゴロを打たせる投球で本人も好感触。
フェニックスリーグの印象と変わらず、押し出すイメージではなく投げ下ろすイメージ。
腕は低くても角度があるように見えて、押し込むのではなくゴロアウトを築く。
まずは順調なスタートとなりました。
激しい先発争いですが、ファンとしてはレベルの高い争いを継続してもらうことが喜びです。
左の中継ぎ問題
2人の新しい戦力で解消の見込みです。(気が早い)
砂田は前回同様、カーブを軸にストライクを先行して安定の投球。
福島はランナーを出しながらも力のある投球で凌ぐ。
このまま上手くいくというのは楽観し過ぎですが、本数が2本増えたことは間違いなく朗報です。
ミスで接戦を落とす
冒頭の通り、シーズン中であれば痛い負け方です。
パスボールとエラーで失った決勝点は明らかに痛すぎるものでしたが、序盤の2つの謎の盗塁失敗も2得点に終わってしまった原因です。
もちろんこの時期で何か意図があったのだと思いますが、結果としてそういったことがあると苦しい試合展開になるというのが改めて分かった試合です。
石川昂のホームランで勝てばいいのですが。
まとめ
そんな試合でもクリーンヒットを打った山浅は凄い。
(今日の山浅くんのコーナー)
次の打席ではしっかり差し込まれていましたが、打てる甘い変化球を完璧に打った瞬間はウェーイと声が出てしまいました。
※ウェーイ(訳:凄い、素晴らしい、驚いた)
おまけ
始球式をしたのはカルロス・ペレイラ駐日大使。
『駐日』大使と聞くとピクッとなりませんか?
あと、新聞のテレビ欄で相撲の所に『中日(なかび)』と書いてある時もピクっとなりませんか?
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