勝手に選手診断2019~投手編その5~

祖父江の契約について全国区、いや世界的youtuberを巻き込んでのニュースになっていますが、、、
その5です(笑)

●笠原
8試合3勝2敗、防御率5.71。
2桁勝利を期待した今季でしたが、登板数8というのが全て。
怪我ではないのですが、逆に難しい部分もあったと思います。
復帰後のピッチングも一言で勢いが無い感覚を受けました。
フェニックスでも打たれたようですね。
見た目以上に力のある真っすぐを中心に、打ち取れる変化球の種類もあり、
コースにも投げ分けられる。
つまり、『ピッチング』ができるまさに先発タイプの貴重な投手。
そしてこれまた貴重な左。
とにかく来年万全の態勢で1年間ローテを守ってくれることを願います。

●清水
8試合2勝2敗、防御率4.33。
高卒2年目なら立派な成績。
ただ、内容は数字より悪い印象を誰もが持っているでしょう。
逆に言えばそこが良さなのかもしれませんが。
私が唯一観戦した試合も初回からピンチの連続でヒヤヒヤものでした。
そこを踏ん張ったのは力でしょうが、早々と降板となり、
まだ整備されていなかった中継ぎ炎上へと繋がりました。
長いイニングを投げるには今のままではいけません。
そんな清水でも8試合全て先発で使い続けた首脳陣は、先述もしましたが、
起用法を決めたらそれを通します。これは好感。
フォームをいじったという話をちらっと目にしたのですが、
何度か書いてますが、いわゆるアーム式投法は私は肯定派なので、事実なら残念です。

●藤嶋
32試合0勝2敗14H、防御率2.48。
血行障害のニュースはショックでした。
しかし、復帰しただけでも驚きな上にこの数字。
さすがに終盤に疲れが見えて打たれましたが、それでこの数字は素晴らしい。
本当に期待を超え続けてくれる選手です。
自分で研究した打者が打ちにくいフォーム、ストライクで攻めることができるスタイル。
そして、何より試合の流れを引き寄せる雰囲気。
オカルトチックですが、実際そういう選手はいます。
そういう意味では中継ぎ向きというか、中継ぎで使いたくなる投手。
でもやっぱり先発で勝ちを重ねて欲しいのが心情です。
本人の希望と首脳陣の判断に注目してます。

●ロドリゲス
64試合3勝4敗41H、防御率1.64。
投げまくって最多ホールド獲得。
外国人投手がやってくれたら一番助かる役目で、その期待通りの活躍。
牽制ができない弱点や不可解な勝負などで4敗してしまいましたが、全体的に文句無し。
当然、こうなれば翌年の契約が難しくなります。
こういう外国人は優勝を狙える年に欲しいですね(笑)

●山本
9試合3勝3敗、防御率2.98。
7試合に先発して3勝はドラフト下位の高卒投手としては出木杉くん。
高校時代の良さ、評価されていた通りのスタイルでそのまま成長しているのも好感。
何度も見たわけではありませんが、何より後半になるほど良い投球ができそうな所が〇。
フェニックスでも良い投球をしたようなので、さらに来年は上を期待します。
山本くんは全てが先発登板ではありませんが、
これは終盤の日程が開いても上に残された結果の中継ぎ登板なので、
それだけ評価されたいたという証です。

今回は書いてるうちに長くなる投手ばかりでした。
それだけ背番号が大きい投手に書くことが多いのは良い流れですね。

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