防御率6位、逆転負け38。
これが今年のドラゴンズ低迷を表す代表的な数字。
当然自分も投手陣、特に中継ぎ抑えの崩壊が最大の敗因だと思っています。
が、週刊ベースボール(記録集計号)を衝動買いして眺めていると、
んんん?となってきました。
※データを扱うくせに、断片的でまとまりのない内容になります
カープとドラゴンズの数字だけに注目してみました。
防御率は、C4.12(3位)D4.36(6位)
はい、ドラゴンズは防御率最下位ですから当然カープの方が上です。
でも、失点は、C651(4位)、D654(5位)
おっと、、、ほぼ一緒です。
当然、イニングは一緒ですからこれは自責点が多かったということ。
つまり、ドラゴンズはエラーが少なかった。
その点で、投手力は確かにカープの方が上と言えます。
エラーが無ければもっと失点が少なかったわけですから。
しかし、チームとしては実際に失点しているわけで、それはほぼ一緒だったのです。
よく言われた与四球が多いという点でもカープ535、ドラゴンズ526です。
なんと、カープの方が与四球が多かったのです。
よって、投手陣のせいじゃなくね?と。
しかも、失点は5位で、2位のヤクルトが失点はワーストで665です。
あれれれれ
カープもスワローズも打撃が良いからというのは分かりきってますが。
あと、ホーム球場の違いもありますね。
そういう意味ではナゴドホームでこの数字というのは、
セでワーストの投手陣だったと言っていいかもしれません。
でもやっぱりイメージほどカープと比較して数字は悪くありません。
じゃあ、投手陣じゃなくて打線が悪かったのか??
いやいや、だってチーム打率は良かったはず。
1位S.266、2位D.265、3位C.262です。
でも、お察しの通り得点がこれと連動していません。
得点はドラゴンズ598(4位)、カープ721(1位)です。
なんですか、この差は(笑)
本塁打:D97、C175
盗塁:D61、C95
四球:D402、C599
こんなにも違うとは(笑)
盗塁はともかく、本塁打と四球の差が恐ろしくあります。
本塁打は球場の差もありますが、四球のこの差はビックリです。
まだまだ数字を眺めていると色々見えてくるのですが、
ハッキリと今年のドラゴンズに足りなかった部分が浮かんできました。
薄々とは感じていましたが、数字でハッキリでました。
ドラゴンズの最大の弱点は、『選球眼』
ボールを選べないから当然四球は少ない。
そして、カウントを有利にもっていけずに甘い球を呼び込めない。
だから長打が少ないとも言えると思います。
技術的なことも当然大事ですが、いかに甘い球を逃さないか。
それ以前に甘い球が来やすい状況をいかに作るか。
これがカープとの大きな差だったと思います。
カープには勝ち越してるんですけどね(笑)
これがまた不思議なことで。。。
と、ダラダラと書いてきましたが・・・
ホールド82(5位)。
6位は完投数がダントツ1位のジャイアンツなので実質ドラゴンズが最低。
逆転負け38。
やっぱりこれです。
結局、冒頭に戻ってますが(笑)
ただ、中継ぎ陣の崩壊も打線と噛み合わなかったのが・・・
うん、もうどっちもだな!
とにかく勝つ野球ができなかった!
そういうこと!
※予告通り断片的でまとまりの無い内容になりました
コメント
累積や平均数値は大勝、大敗などを含み参考にはなりますが、一応の目安。絶対ではありません。
荒木コーチが万年Bクラスの原因は「野球力不足」と看破。
つまり、自分のことで精一杯で、全体を考える余裕が全くない。
さすが、歴戦の勇士です。
要するに、未熟者ばかりです。
余裕が出てきたのは、平田だけで、京田などを叱責しています。
優勝するには、貫禄十分の選手が必要。
38回も逆転敗けでは、本当に5位かよ、という成績。
愛娘逝去で傷心の森繁監督にはつらい日々でした。
>ナゴヤ球場前さん
絶対ではない累積、平均値が勝敗とアンバランスなところが、
野球力不足ということなのでしょう。
そういう意味でも数字は面白いと思います。
荒木、岩瀬が引退して貫禄十分の選手は吉見くらいでしょうか。
野手は平田が引っ張ってくれることを期待します。