オープン戦3試合振り返り

キャンプ2025

2/22 D1-5M

2回に細川の2塁打でチャンスを広げて板山が最低限のセカンドゴロで1点先制。

ここまでは良かったのですが、その後サッパリで終盤2発くらって逆転負け。

決勝満塁弾は平凡なライトフライが風でホームランになりましたが、風が吹いているのは分かっていた訳だし、満塁のピンチを作ってしまったいわゆる清水劇場が悪い結末に。

ピンチでも動じないのが清水の良さですが、いつもピンチを作ってしまうイメージがある限りはクローザーは怖いでしょう。それを露呈してしまったOP戦初戦となりました。

良かったのは松葉と三浦の先発候補左腕2人。2人とも安定タイプなので、結果を出すことでローテ入りが見えてきました。

三浦は凄い球はありませんが、ウエスタンで昨年防御率1点台と結果を出したのは打ち取る球を持っているから。おそらく武器はチェンジアップだと思われますが、真っすぐの球筋も良いしスタートのローテには入ってきそうです。

ボスラーが2安打。実戦で結果を出し続けてアピール。ただ、2アウトランナー無しから5番打者が初球をセンター前というのはいかがなものか。追い込まれるまでは長打を狙って欲しいし、それが無いなら5番ファーストという立場では物足りない。

と思っていたら次の試合で!!

 

2/23 D6-9T

タイガース打線の元気さが目立って負け。

先発の涌井がいきなりの4失点。実戦形式の練習でもよく打たれていたのでまだまだこれからと期待するしかありません。やってくれないと困る存在です。

その裏に、前日2安打しながらも。したからこそ長打が無いことに不満を抱いてしまったボスラーが驚愕の特大3ラン。これを見せられたら話は変わります。もちろんシーズンに入ったらガラリと変わることが多々あるのが外国人ですが、こうなったら期待するしかありません。ファーストの守備も上手いですね。レフトもできないかなー。

他の打者もだいたい満遍なく打ちましたが、板山が目立っていますね。振れているし、守備でも動きの良さが目立ちます。タイガースの選手はみんな上手いってことでしょうか。どこでも守れるし1軍に残れば貴重な戦力です。ますます内野手は争いが厳しいですね。

津田は、、、厳しいでしょう。

8回3点差でノーアウト1,2塁からエンドランは試合の作戦としては意味不明なので、津田のテストだったということでしょう。見事に落ちる球が来て空振りしてしまいました。解説の方も言っていましたが、引っ張りの気持ちだからあんな腰砕けのスイングになってしまう。まだ気持ちに余裕が無いのか、それともセンス自体の問題か。1軍でいちおうキャンプは完走しましたが、首脳陣も何を求めているのかが見えてきませんでした。というか、求めたくなるのが何なのか難しい選手ですね。

うーん、、、そりゃあまだ2年目だし全ての選手がうまくいくわけないのですが、去年の13番目の指名だからなあ、、、

一方、ドラ3の辻本はこちらも1軍完走で実戦でも良いところを見せ始めています。

でも3月中旬には田中幹が上がってくるそうですし、内野溢れてるのどうするんですかねえ。

ルーキー吉田が登板して2失点。実戦練習同様、四球が絡んでいるのが印象悪し。ものすごく緊張したようなので、次に期待。ここまで1軍に残ってOP戦で登板できただけでも順調です。

 

2/24 D6-3C

終盤に打線が繋がって逆転勝利。

相手投手の乱れをついた見事な攻撃でした。流れを何としても止めまいとする樋口の1本が特に印象的で、井上監督がキャンプMVPの1人に挙げたのはそういった気持ちが見えるプレーができているからでしょう。

樋口の前の決勝タイムリーは宇佐見。やっと出ましたが、やっぱり打撃にキレはありません。

OP戦からキノタクが出てきて、捕手争いもますます激化です。

投手陣は仲地が順調。いったん2軍へ合流したようですが、それは順調さが確認できたからこそだと思います。野手で言えば上林も。故障の不安もある選手なのでいったん無理せずで開幕照準。

 

ざっと。

 

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