2日目ざっと見。
2日目の午前中からケース打撃が行われました。
カテゴリー的には実践形式となるので、早いなあという印象。
ただ、さすがに投手はマシーンでしたね。
井上監督「意識づけをするため」ということで、納得。
そういう野球をするんだよ、考えてやるんだよというのを早い段階で意識させたと。
しかも、キャンプという全員が集中して練習する限られた期間にしかできない練習がケース打撃や投内連携なので、序盤からその機会を増やすのは賛成です。
ただ、やっぱりケース打撃を見て、最初から自分が犠牲になる前提でランナーを進めるのはもったいないよなあと思ったわけで。
マシン相手ですら、それはそれで難しいんです。セカンド、ファーストゴロを打て!って。
『最低限』というのは結果的にそうなることで、最初からピンポイントで最低限を狙うのは難しいと私は思ってます。日本語が難しいですが。
その難しいことができても最低限ですからね。1イニングで3つ取られたら終わりのアウトを1つ相手にあげるわけです。
ヒットを狙った上で結果的にランナーを進められたから最低限なわけで。違うかなあ、、、
そりゃあ、ノーアウト2塁で初球を打ち上げてアウトになったら結果的には最悪です。
でも、初球を狙ってホームランを打つ可能性がある打者だったら、それでも仕方がないということにしないと。1試合に4回しか回ってこない打席でホームランを打つ可能性を最初から捨てて進塁打を狙うのはやっぱりおかしいと。そのホームランの確率と進塁打の確率がどれだけ差があればどっちがいいとかそこまで突き詰めることはできませんが。あくまでも個人的なイメージです。
ルーキーで打撃が課題と言われている石伊が一生懸命右に打とうとしてファールを繰り返した後に結局きれいなセンター前ヒットを『打ってしまった』のが何とも言えない複雑な、、、でもスタンドからは拍手が起こってましたね。その通り、ヒットならランナーは進塁しますから。
でも、無死、一死でランナーが3塁にいる時はヒットになる可能性が高いライナーは打っちゃいけない。いわゆる良いバッティングが悪いバッティングになったりもするわけで、ますます言語化するのが難しいのが野球です。だから面白いと一言で言い訳してしまうのですが。
で、逆に打つだけのフリー打撃。
細川の格の違いがまざまざといった感じで、細川が素晴らしすぎるのか他の選手がまだまだ目立たないだけなのか。
スイングが固まったんだろうなあと自信を感じるのが村松。
まだ安定しないけど、やっぱり捉えた時の打球が素晴らしいのが福永。
当社比でいい感じなのがカリステ。
カリステが不満に感じるようになったら、チームの打撃力がついてきたと勝手に判断したいです。
第2クールから中田翔さんが入ってきて、石川昂が順調でならもうちょっと豪華になるのかな。
右左は関係ない時代になってきましたが、やっぱり左の長距離砲が欲しいなあと。
体に問題が無いならキャンプ中盤にでも森駿をここに入れて打たせてみて欲しいですね。
左で言えば濱が北谷組に入っていて、長距離タイプではもちろんありませんが小さくまとまっておらずバットを長く使うイメージの打撃をしていたので結果どう転ぶかは分かりませんがブレイクする可能性は感じました。まずは代走枠からで今年が勝負ですね。
投手陣は例によってブルペンでは全員良く見えてしまうので実戦形式になってから。
新戦力の吉田とマラーの評判が良いのはひとまず朗報です。
吉田の松葉杖が笑い話になるのかこじつけの監督批判になるのかはシーズンの結果次第です。
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