●村松選手
18試合 打率.338 出塁率.403 長打率.446 0本 10打点
後半に調子を一気に上げて見事な成績でフィニッシュ。出塁率が4割を超えたのはタイプ的に欲しかった数字でクリアできたことはファンとしても嬉しいところ。
さらに長打率も4本塁打の鵜飼、3本塁打の萩尾に次いでチーム3位。チームトップの2塁打5本が来年への期待を大きくしてくれます。打点10はチーム2位で勝負強さも健在。
ショートの守備もどんどん良くなっていたという情報があり、本人も手応えを感じたようです。
何より、大学4年春の膝の怪我で出遅れた1年目シーズンに多くの実戦経験を積んで最後の最後に良い数字を残せたことがイイ感じです。
正直、シーズン中は無理に使われている感があり、使っても使っても上昇しない。期待とは程遠い内容にガッカリもしましたが、結果的にそれも良い経験だったと言える流れになりました。
例によって技術的にどこが良くなったのかはパッと見で分からないのですが、背中側に力が流れて当てるだけのバッティングが無くなってきたのでしょう。
競争相手が増えて厳しいポジション争いとなりますが、この1年の経験はアドバンテージになるでしょう。
●濱選手
15試合 打率.259 出塁率.298 長打率.352 1本 6打点
目立った活躍も見られたのですが、終わってみれば出塁率も3割を切りました。
開いてしまうことを課題にしているそうで、完璧に打ったホームランやレフトへのヒットの映像を見ると、しっかり体重も残って開かずに打っているように見えました。
ただ、最終的にWLで打ちまくったとまでは言えない数字なのは、まだまだムラがあるということなのでしょう。
外野手に専念となって、分かりやすい武器の肩があり、今回のWLでは6盗塁と足でもアピールできました。
外野手の争いも激しくなってきましたが、まずは代走から入れる強みもあるので怪我をせずに来年の戦力になってくれることを期待します。
そういう意味ではWLに派遣されて完走しただけでも朗報ですね。
●石橋選手
12試合 打率.222 出塁率0.300 長打率.222 0本 4打点
成績は目立たず。というか寂しい数字でした。
しかし、石橋はもう実力は分かっている選手です。
故障せずに12月まで実戦に出ただけでOK。このままキャンプOP戦と故障せずにしっかりと正捕手争いに加わってくれることを期待します。
山浅がどこかでグイっと伸びてくると予想しているので、それまでに地位をしっかりと作っておかなければ。
野手陣に収穫が多いアジアWLとなりました。
「あっ!!!」
という間にキャンプインとなります。
投手陣も含めて、WL出場勢がチーム力を底上げしてくれることを期待します。
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