小笠原は四球も出して不安定。
打線は
今永相手に~キリキリ舞いさ~。
頼みの細川も、狙っても打てないインコースにドスンと来る真っ直ぐと、低目キワキワに糸を引くような真っ直ぐで追い込まれて、同じ所から消えるチェンジアップ。明らかにマークされて出力を上げられて、さすがに打てませんでした。
またペースを上げてきた完封負け数の積み上げが頭に浮かぶ中、その日常を切り裂いたのは、代打宇佐見でした。
ボール球をしっかり見極めて、外にやや沈んだ球を驚くほど上手く左中間に弾き返しました。あまりにもビックリして瞬間的に思わず画面に顔を近づけて抜けていく打球を凝視してしまいました。あの苦しい流れの僅かなチャンスに代打1発勝負であんな見事なバッティングをできる選手がドラゴンズいたのか!と。つい最近までドラゴンズじゃなかったからか!!
ちょうど調子を上げてきた時に移籍となったタイミングも良かったのでしょうが、それにしても素晴らしいバッティングが続いています。捕手だけど代打でも使いたい状態ですね。
新しい選手の力で、文字通り今までに無かった展開になりました。
(郡司も移籍後初ヒット、おめでとう!!!)
村松の出塁も運と執念でもぎ取ったものだったし、今永にとっては悔しい1失点だったでしょう。
宇佐見の一振りだけで勝ちを逃しました。
もちろん、苦しみながらも1点で踏みとどまった小笠原もこの試合の立役者です。
勝ちは付きませんでしたが、夏場に向けてまたしっかり頼みます。
決勝打は高橋周平。
あれです。あれでいいんです!
あっちになら絶対に良い打球がいきます。
それが大事な場面で出てくれて良かった。
もう全部あっちに打てばいいと割り切りましょう。
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