勝って良かったマジでマジで

9回、ライデルが追いつかれました。
近本の攻撃力。
ヒット→盗塁で2球でノーアウト2塁。
そして、3塁へ進んでショートゴロでホームイン。

普通ならアウトになるプレーですが、
いくつものこまか～～い事が重なって、
貴重な同点のホームインとなりました。
まず、リードを大きくとって打った瞬間のギャンブルスタート。
ショートの土田もしっかりチャージして捕ったのですが、
わずかにバランスを崩してコンマ数秒送球が遅れました。
そして、送球もわずかに構えたミットより1塁側。
これでタッチがコンマ数秒遅れました。
さらに近本のスライディングがさすがの上手さ。
直線的に突っ込みながらもしっかりベースの端。
これでもコンマ数秒分タッチが遠くなります。
当たり前のようで、センスの無いランナーはこれができません。
ベースの真ん中に素直に足を突っ込んでバッチリタッチされます。
まさに近本の足の速さ、スライディングの技術。
その攻撃力を見せつけられた形でした。
コリジョンルールができてからさらに重要な能力です。
豪快なホームランでも1点、こうやってもぎ取るのも1点。
これが野球の面白さです。

勝ったからこんな解説ができるんですけどね。
9回までは寝そうになる試合でした。
大野雄にまた勝ちが付かず。
調子は良くなかったと思いますが、ゼロで抑えました。
ここのところ、キノタクの送球も復活してきて、
2つ盗塁を刺したのも大きかった。
あと、土田のタッチも上手いですね。
あれもセンスだと思います。
鋭くて力強い、そして正確。
2軍に落ちてるこういう時に名前を出して申し訳ないですが、
京田のタッチはルーキー時代に何度か不満を書いた覚えがあります。
その後は守備の総合力の高さから不満に思うことは無かったのですが、
こうやって比べるとやっぱりタッチに関しては土田が上ですね。
使い続ければ総合的な守備力もすぐに京田を凌駕してくれるかもしれません。
もちろん打つ方が課題ですが、.そっちのハードルは低いですからね（泣）

なんて長々とモヤモヤしながら見ていた10回までに考えていましたが、
本当に勝って良かった。
追い付かれた時の立浪監督のイライラ感はさすがに怖かったですよ。。

11回の攻撃は見事でした。
ビシエドが長打を打って、石垣がしっかり送る。
送りバントというのはああいう最終盤の1点を争う場面で生きる作戦です。
そして、三ツ俣がツーボールからしっかり打てる球を打って犠牲フライ。
お見事でした。
平田のホームランはおまけみたいなものです。

ｳｫｯﾎｰ!久々の平田の笑顔最高ー！！
ホームランさいこーでーーす！！

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