遅報になりますが、外国人退団のニュースについて。
ファンが気になっていたのはアルモンテの動向でしょう。
他の選手たちの退団は順当ですが、アルモンテだけは意見が分かれる所。
私は、退団で仕方がないと思います。
もちろん、残念ですが。
出れば安定して打てることは分かっているし、そんな選手は貴重です。
でも、故障でなかなか出られないことも分かっています。
試合に出ることがまず第一です。
「助っ人」という役割を考えれば、出られない可能性が高い選手は厳しい。
1年目に素晴らしい成績を残して、安い年俸ともいきませんし。
その1年目が132試合で.321の15本77打点。
怪我が無ければこれくらい打てる素晴らしい打者。
最初にキャンプで見た時、左モンテは打つだろうけど、右モンテは手打ちで粗い。
左投手でも左で打てばいいのにと強く思いました。
しかし、良い意味で私の予想は大外れで右でも安定して打ってくれました。
最大の弱点は守備でしたが、某何とかティンのような緩慢さは無く、
特に痛手となるような守備は見られませんでした。
よっこいしょっと投げる送球は推定でランナーが3歩くらい進んでしまうので、
改善して欲しかったですが(笑)
しかし、それは132試合出たから素晴らしかったわけで、
2年目49試合、3年目62試合。
これでは助っ人としての役割は果たせていません。
直接の貢献として計れる数字の打点を見れば、
1年目77点、2年目25点、3年目29点。
今年で言えば、ちょうど京田が29打点。
大島が30打点、キノタクが32打点。
1,2番と8番と同じ打点の貢献度です。
助っ人がこれではいけません。
あと、成績を見てて思ったのですが、1年目も得点が少ない。
132試合に出て56得点。
この年の京田が.235で73得点です。大島が.274で92得点。
打順が近いのにこの差は??
しかも、4番のビシエドが首位打者をとった年です。
大島と京田は足があるので、率は低いけど、
出塁すれば直後のアルモンテが打っても返るしビシエドでも返る。
アルモンテは出塁率は高いけど、2塁打で出ても直後のビシエドの単打で返れない。
ヒットで出てもビシエドの2塁打で返れない。
そんな状況だったことが推測されます。
足が速くないのは仕方がないとしても、走塁も上手くなかった。
つまり、数字の割には得点に繋がっていなかった。
退団するからそう推測して納得しようとしてるだけかもしれませんが(笑)
そして、それよりもアルモンテとビシエドがそんなに打ったのに5位だったんかい!と。
アルモンテの走塁もあるでしょうが、5番以降が打てなかったのも得点が少ない原因でしょう。
というわけで!?
残念ですが、アルモンテの退団は妥当。
ビシエドは総合力(人間性含む)で超優良助っ人ですが、4番タイプではありません。
しかも、怪我が重症ということで来年はどうなるか分かりません。
大きいのが打てる助っ人を探すことが来年のチームとしては欠かせないことでしょう。
贅沢言わないので、ブランコみたいなのを探してきて!
すいません、クラークでも十分です。
あ、しかも外野をちゃんと守れてソコソコ走れる選手で。
(結局贅沢)
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